最近、最新型のMacBook Proを購入しました。
macOSは、 High Sierra バージョン 10.13.6でした。
Macの仕様として、デフォルトのOSのバージョンからダウングレードはできません。
そして、PhotoshopのCS6で動作保証されているのは、macOS 10.9までです。
私はそれを知らず、MacBook Pro 2018年モデルにPhotoshop CS6をインストールしようとしました。
すると、こんなエラーメッセージがでました。
インストーラを初期化できませんでした。ファイルが見つからないことが原因である可能性があります。Adobi Support Advisorをダウンロードして、問題を検出してください。
ネットでいろいろ検索し、Adobeフォーラムでの同様の質問の回答もいくつか実行しましたが、どうやらmacOS 10.9にダウングレードするしか方法がないようでした。
10.9以前に発売されたMacであれば、ダウングレード可能ですが、私のMacは10.13より前のバージョンには戻れません。
ですが、今回無事に2018年 MacBook Pro macOS 10.13.6にもインストールできたので、その方法をご紹介します。
ただ、この方法は、もう一台のパソコンのアプリケーションに、PhotoshopのCS6がインストール済みであることが条件になります。
ではやってみましょう!
Finderを選んでる状態で、メニューバー左上の「移動」を選び、プルダウンの中の「ユーティリティ」をクリックします。
【移行させる側のMac+情報の転送を受ける側のMacでの操作】
ユーティリティの中の「移行アシスタント」をダブルクリックします。
【移行させる側のMac+情報の転送を受ける側のMacでの操作】
問題なければ「続ける」をクリックします。
【移行させる側のMac+情報の転送を受ける側のMacでの操作】
Photoshop等の移したいアプリケーションがある、移行させる側のMacではパスワードの入力を求められるはずなので、パスワードを入力し「OK」をクリックします。
【移行させる側のMacでの操作】
両方のMac、もしくは片方のMacのAC電源が接続されていない場合、下記のような表示がでるので極力接続してください。
【移行させる側のMac+情報の転送を受ける側のMacでの操作】
移行させる側のMacの方は、「別のMacへ」を選んで「続ける」をクリックします。
【移行させる側のMacでの操作】
今度は、Photoshop等の移したいアプリケーション情報の転送を、受ける側のMacの方は、「Mac,Time Machineバックアップ、または起動ディスクから」を選んで「続ける」をクリックします。
【情報の転送を受ける側のMacでの操作】
両方のMacが、同じネットワークに接続されていることを確認してください。両方のMacが、お互いを認識すると、両方のMacにパスコードが表示されます。そのパスコードが一致していれば、両方のMacで「続ける」をクリックします。
両方のMacで、同じパスコードが表示されています。
次に、情報の転送を受ける側のMacには、受けたい情報を選択できる画面に切り替わりました。デフォルトでは、アプリケーション以外の項目にもチェックが入っているかと思いますが、今回はアプリケーションの移動だけを目的としているので、アプリケーション以外の項目はずべて外し、アプリケーションにはチェックが入っていることを確認し「続ける」をクリックします。
【情報の転送を受ける側のMacでの操作】
※このアプリケーションは要るけど、あのアプリケーションは要らないといった単体のアプリケーション毎の転送の有無は選べません。また、アプリケーション中身全てが置き換えらわけではなく、情報の転送を受ける側のMacに不足しているアプリケーションだけが転送されます。
移行させる側のMacの画面を見ると、転送先は「新しいMac」になっています。
画面の中のプログレスバーが動き始めたら転送開始です。
情報の転送を受ける側のMacの画面のプログレスバーも動き始めています。
あとはこのまま終わるのを待つだけです。
まとめ
うまくいきまでしたでしょうか。
私はの新しいMacBook Proでは、問題なく2018年版の最新OSのMacで使用できています。
念のため、Macのカスタマーセンターには今回の作業内容の確認をしましたが、動作保証はないとはいえ、旧アプリケーションを移動させる方法としては正しいやり方だということです。