私は、MacBook Proの2018年モデルを購入したのですが、Final Cut Pro Xで不具合が起きたのでご紹介します。
それは、タイムラインの拡大縮小をすると起こりました。
それも、Commandと+でのショートカットのときだけ落ちるといった現象です。
私の持っている2014年版のMacBook Airでも試したのですが、こちらでも同じ現象が起こりました。
ちなみに私のMacBook Proも、MacBook Airも、USキーボードにカスタマイズしています。
結論からいいますと、実はこのUSキーボードが原因だったのです。
アップルのマルチメディアの方に確認したのですが、マルチメディアにあるMacBook ProのUSキーボードでも同じ現象が起こり、日本版のJISキーボードでは起きませんでした。
過去の事例として、2017年にも同様の問い合わせがあったそうです。
ですが、その後二度のアップデートをしても改善されていないところを見ると、なかなかむずかしい問題なのでしょう。
とりあえずの対策として、Final Cut Pro Xのキーボード配置を変更するしかないとのことで、その方法を共有したいと思います。
やり方
Final Cut Pro Xのメニューバーにある「Final Cut Pro」をプルダウンさせ、「コマンド」の中の「カスタマイズ」を選びます。
※私はカスタマイズしたものを「Final Cut Pro用」と名前をつけたので、カスタマイズの項目がある一番下のカスタムコマンドセットのところにFinal Cut Pro用とでています。横にレ点のチェックが入っていますが、デフォルトに戻したいときは、その上にあるコマンドセットのデフォルトを選んでください。
まずは、左上に注目してください。
何もカスタマイズしていない初期の状態だと「デフォルト」と表示されているところがあります。
その「デフォルト」をクリックし、上にスクロールすると「複製」という項目があります。
「複製」をクリックすると、デフォルトをカスタマイズして保存できるようになります。
コマンドセットに、ご自身がわかりやすいように名前をつけましょう。
カスタムコマンドセットに名前をつけた後は、右上に注目してください。
検索内容を入力する検索バーがあります。
この検索バーに「ズーム」と入力してください。
検索バーにズームと入力すると、画面下に検索がヒットした項目だけが表示されます。
いったん、右上の検索バーのあたりに戻って、deleteの左隣の
=と+
のボタンをクリックしてください。
下の画面のように、白枠で囲まれるはずです。
また画面下に戻って、左側の項目のズームインの
⌘と+
を、右側の
⌘
へ、ドラッグアンドドロップしてください。
うまくできると、画面下のようになります。
できたら、保存して完了です。