カメラの進化というものは、常に前へと進んでいるものの、実際写真や動画を見ただけでカメラの型番を当てられるような人にはお目にかかったことがない。
例えば、カメラ初心者ならみんな憧れるボケた写真を撮りたいと思ったら、半世紀前のカメラでも十分なわけで。
ただ、今回は動画に限った話をしたい。
しかも、これからYouTuberになりたい。自撮りをしたい。といった人のための話をしようと思う。
となると、さすがに半世紀前のカメラというわけにはいかない。
そんなひとりごとを勝手に言ってみようと思うので、ひとりごとを言ってる人をこっそり覗く感じでご覧いただければ。
デジタル一眼レフのエントリー機といえば?
デジタルカメラというものは、つまりは電化製品なので、高価で最新の方がいいに決まってる。
だけど、みんな予算ってやつがあるわけで。
でもできるだけいい動画は撮りたい。
先ほど、”写真や動画を見ただけでカメラを当てられるような人にお目にかかったことがない。”と述べた。
ってことは、そんなに高価でなくてもいいじゃない。
ならいっそのことエントリー機で充分。
エントリー機といえば、やっぱりEOS Kissなわけで。
私がCanonユーザーだからだけど。
今回動画に絞ってカメラを選ぶとなると、やっぱりNikonより動画に強いCanonになる。
そして、そんなCanon EOS Kissの中でも、最新じゃなくても案外いけるんじゃないかってことを言いたい。
ただ、今回はEOS Kiss X5より古いモデルに関しては除外した。
理由としては背面モニターがバリアングルではないから。
YouTuberになりたいだとか、自撮りをしたい人にとって、背面モニターがバリアングルで自分に向けられる機能は必須であると判断した。
もちろん、外部モニターを使うなり方法はなくはないけれど、それらの方法は中級者以上向けなので、あくまでバリアングルにはこだわりたい。
また、Youtube動画の多くはフルハイビジョンで投稿されているから、記録サイズがFull HDで撮影できるかどうも大事な要素になる。
EOS Kiss X5以降のモデルであれば、どれを買ってもFull HD撮影ができる。
つぎにフレームレートの問題。
フレームレートとは、メーカーによってfpsだとかpだとか表記は異なるが、Canonの仕様書はpとなってるので、この記事では紛らわしくないようにpで統一する。
映画だと24p、テレビは30p、最近のYouTuberは60pで撮る方も増えてきた。
動画は写真の集合体なので、一秒間に何枚の写真を撮るかによって映像の滑らかさが違ってくる。
24pだと一秒間に24枚の写真を撮っていて、60pだと一秒間に60枚の写真を撮っている。
なら単純に数字が大きいほうがいいという話だけど、当然その分、より多くの情報が必要になるので、比例して容量が大きくなってしまい扱いにくくなる。
容量が大きくなれば記録するSDカードの容量も大きく、早く書き込むことができるスペックが必要になる。
その高スペックSDカードをパソコンに取り込んで編集するので、パソコンのスペックも必要だ。
つまりは金がかかる。
というわけで、今回私はFull HDが30pで撮れたらよしとした。
普段テレビや映画をみてカクカク感じることはないはずだし、シャッタースピードに関しては別の記事で説明したいと思うが、シャッタースピードを早くしすぎなければ、そんなにカクカクして見えることはない。
よく、必要なフレームレートをゲームにたとえて説明する人がいる。
だが、ゲームは一枚一枚の素材はすべて全くブレないもので構成されているのに対して、映画やテレビのような映像はあえて多少ブレるシャッタースピードで撮影した素材の連なりであって、それらを比べて適切なフレームレートを語るのはナンセンスだ。
まあフレームレートが30pより60pのほうが滑らかさなのは間違いないけど、なるべく手軽にはじめるという意味では、あまり最初から初期投資してしまうよりは、コストはできるだけ安くしたいところ。
EOS Kiss シリーズ
まずは仕様からご覧いただき、そのあとに各モデルに対してコメントを付け加える。
EOS Kiss X5
現在のボディ単体の中古相場(2018年9月24日時点) 16,780円~28,800円 ※価格.com参照
現在のEF-S18-55 IS Ⅱレンズキットの中古相場(2018年9月24日時点) 29,800円~32,800円 ※価格.com参照
現在のダブルズームキットの中古相場(2018年9月24日時点) 29,780円~38,980円 ※価格.com参照
- 発売日 2011年3月3日
- 記録媒体 SD メモリーカード、SDHC メモリーカード、SDXC メモリーカード
- 有効画素数 約1800万画素
- オートフォーカス測距点 9点
- アスペクト比切り換え 3:2、4:3、16:9、1:1
- 動画記録形式 MOV
- 記録サイズとフレームレート 1920×1080(Full HD):30p/25p/24p、1280×720(HD):60p/50p 640×480(SD) :30p/25p
- ファイルサイズ 1920×1080(30p/25p/24p):約330MB/分 1280×720(60p/50p) :約330MB/分640×480(30p/25p) :約82.5MB/分
- 動画撮影フォーカス方式 ライブモード、顔優先ライブモード(コントラスト検出方式)、クイックモード(位相差検出方式)手動ピント合わせ(約5倍/10倍拡大確認可能) ※ライブビュー撮影機能のフォーカスに準ずる
- 動画サーボAF 不可
- ボディ内手ぶれ補正 無
- 動画ISO感度 自動露出撮影時:ISO100~6400自動設定 マニュアル露出時:ISO 100~6400自動/任意設定
- 液晶モニター 画面サイズ/ドット数 ワイド3.0型(3:2)/約104万ドット バリアングル
- 録音 内蔵モノラルマイク 外部ステレオマイク端子装備 録音レベル調整可能、ウィンドカット機能あり
- 外部マイク入力端子 φ3.5mmステレオミニジャック
- 動画撮影可能時間 常温(23℃)約1時間40分 低温(0℃)約1時間20分
- 重さ 約570g(CIPAガイドラインによる)/約515g(本体のみ)
- バッテリーパック LP-E8
発売が2011年3月。
ここまで古いモデルになると、中古市場でも2万円弱からあって非常にお手頃だ。
でもちゃんとこのモデルからバリアングル液晶になっていて自撮り撮影等が可能。
アスペクト比もフルハイビジョン動画と同じ比率の16:9を選べるので、写真を使ったタイムラプス動画を作るときなどにも便利だ。
タイムラプス動画とは、動画を早送りしたように見えるあれだ。
オートフォーカス測距点が9点だが、YouTuberの動画撮影は顔優先ライブモードで撮ることが多いので、測距点の少なさはそんなにマイナス点でもないだろう。
問題は、顔優先のオートフォーカス精度がどのくらいかの方が気になるところ。
また、しゃべるYouTuberの場合、マイク性能は特に大事だが、EOS Kissシリーズのような一眼入門機から、5Dシリーズなどのプロ機も含め、残念ながら内蔵マイクの性能はあまりよくはない。
その点、EOS Kissシリーズではちゃんと外部マイクを付けることができる。
どんなカメラを使ってもいいと思うが、しゃべるYouTuberになるのであれば映像以上に音声は重要なので、これから買うのであれば、外部マイクをつけられるカメラを選ぶといいだろう。
EOS Kiss X6i
現在のボディ単体の中古相場(2018年9月24日時点) 24,800円~35,800円 ※価格.com参照
現在のEF-S18-55 IS Ⅱレンズキットの中古相場(2018年9月24日時点) 31,980円 ※価格.com参照
現在のEF-S18-135 IS STMレンズキットの中古相場(2018年9月24日時点) 40,880円~47,800円 ※価格.com参照
現在のダブルズームキットの中古相場(2018年9月24日時点) 38,980円~47,800円 ※価格.com参照
- 発売日 2012年6月22日
- 有効画素数 約1800万画素
- 記録媒体 SD メモリーカード、SDHC メモリーカード、SDXC メモリーカード * UHS-I 対応
- オートフォーカス測距点 9点オールクロス測距(中央F2.8対応クロス測距)
- アスペクト比切り換え 3:2、4:3、16:9、1:1
- 動画記録形式 MOV
- 記録サイズとフレームレート 1920×1080(Full HD):30p/25p/24p 1280×720(HD) :60p/50p 640×480(SD) :30p/25p
- ファイルサイズ 1920×1080(30p/25p/24p):約330MB/分 1280×720(60p/50p) :約330MB/分
640×480(30p/25p) :約82.5MB/分 - 動画撮影フォーカス方式 ハイブリッド CMOS AF方式*(顔+追尾優先AF、ライブ多点AF、ライブ1点AF)、位相差検出方式(クイックAF) 手動ピント合わせ(約5倍/10倍拡大確認可能) * 測距輝度範囲:EV1~18(常温・ISO100)
- 動画サーボAF 可
- ボディ内手ぶれ補正 無
- 動画ISO感度 自動露出撮影時:ISO100~6400自動設定 マニュアル露出時:ISO100~6400自動/任意設定、
H(ISO12800相当)の感度拡張が可能 - 液晶モニター 画面サイズ/ドット数 ワイド3.0型(3:2)/約104万ドット バリアングル タッチパネル
- 録音 内蔵ステレオマイク 外部ステレオマイク端子装備 録音レベル調整可能、ウィンドカット機能あり、アッテネーター機能あり
- 外部マイク入力端子 φ3.5mmステレオミニジャック
- 動画撮影可能時間 常温(23℃)約1時間40分 低温(0℃)約1時間20分
- 重さ 約575g(CIPAガイドラインによる)/約520g(本体のみ)
- バッテリーパック LP-E8
EOS Kiss X5の約一年後に発売されたモデルだ。
あまり変わっていないようだが、動画時のオートフォーカス性能は大きく進化しているといっていいだろう。
技術的なことはさておき、動画サーボAFで対象を追尾してくれるのは、セルフ撮影になるYouTuberにとってとてもありがたいだろう。
性能と値段のバランスの観点からいえば、もっともコストパフォーマンスに優れたモデルだ。
EOS Kiss X7
現在のボディ単体の中古相場(2018年9月24日時点)26,500円~34,680円 ※価格.com参照
現在のEF-S18-55 IS STMレンズキットの中古相場(2018年9月24日時点) 32,480円~34,980円 ※価格.com参照
現在のダブルズームキットの中古相場(2018年9月24日時点) 36,880円~43,080円 ※価格.com参照
- 発売日 2013年4月24日
- 有効画素数 約1800万画素
- 記録媒体 SD メモリーカード、SDHC メモリーカード、SDXC メモリーカード * UHS-I 対応
- オートフォーカス測距点 9 点AF(中央クロス測距、F2.8 対応・縦線検出)
- アスペクト比切り換え 3:2、4:3、16:9、1:1
- 動画記録形式 MOV
- 記録サイズとフレームレート 1920×1080(Full HD):30p/25p/24p 1280×720(HD) :60p/50p 640×480(SD) :30p/25p
- ファイルサイズ 1920×1080(30p/25p/24p):約330MB/分 1280×720(60p/50p) :約330MB/分640×480(30p/25p) :約82.5MB/分
- 動画撮影フォーカス方式 ハイブリッド CMOS AF II 方式*(顔+追尾優先AF、ライブ多点AF、ライブ1点AF)、位相差検出方式(クイックAF) 手動ピント合わせ(約5倍/10倍拡大確認可能) * 測距輝度範囲:EV1~18(常温・ISO100)
- 動画サーボAF 可
- ボディ内手ぶれ補正 無
- 動画ISO感度 自動露出撮影時:ISO100~6400自動設定 マニュアル露出時:ISO100~6400自動/任意設定、H(ISO12800相当)の感度拡張が可能
- 液晶モニター 画面サイズ/ドット数 ワイド3.0型(3:2)/約104万ドット バリアングル非搭載 タッチパネル
- 録音 内蔵モノラルマイク 外部ステレオマイク端子装備 録音レベル調整可能、ウィンドカット機能あり、アッテネーター機能あり
- 外部マイク入力端子 直径3.5mmステレオミニジャック
- 動画撮影可能時間 常温(23℃)約1時間5分 低温(0℃)約1時間
- 重さ 約407g(CIPAガイドラインによる)/約370g(本体のみ)
- バッテリーパック LP-E12
※EOS Kiss X7にはバリアングル機能がないのでおすすめできない。下記のバリアングル仕様のEOS Kiss X7iで説明。
EOS Kiss X7i
現在のボディ単体の中古相場(2018年9月24日時点)30,880円~41,800円 ※価格.com参照
現在のEF-S18-55 IS STMレンズキットの中古相場(2018年9月24日時点) 36,480円~41,280円 ※価格.com参照
現在のEF-S18-135 IS STMレンズキットの中古相場(2018年9月24日時点) 45,880円~54,800円 ※価格.com参照
現在のダブルズームキットの中古相場(2018年9月24日時点) 39,980円~51,800円 ※価格.com参照
- 発売日 2013年4月12日
- 有効画素数 約1800万画素
- 記録媒体 SDメモリーカード、SDHC メモリーカード、SDXC メモリーカード* UHS-I 対応
- オートフォーカス測距点 9点オールクロス測距(中央F2.8対応クロス測距)
- アスペクト比切り換え 3:2、4:3、16:9、1:1
- 動画記録形式 MOV
- 記録サイズとフレームレート 1920×1080(Full HD):30p/25p/24p 1280×720(HD) :60p/50p 640×480(SD) :30p/25p
- ファイルサイズ 1920×1080(30p/25p/24p):約330MB/分 1280×720(60p/50p) :約330MB/分
640×480(30p/25p) :約82.5MB/分 - 動画撮影フォーカス方式 ハイブリッド CMOS AF方式*(顔+追尾優先AF、ライブ多点AF、ライブ1点AF)、位相差検出方式(クイックAF) 手動ピント合わせ(約5倍/10倍拡大確認可能) * 測距輝度範囲:EV1~18(常温・ISO100)
- 動画サーボAF 可
- ボディ内手ぶれ補正 無
- 動画ISO感度 自動露出撮影時:ISO100~6400自動設定 マニュアル露出時:ISO100~6400自動/任意設定、H(ISO12800相当)の感度拡張が可能
- 液晶モニター ワイド3.0型(3:2)/約104万ドット バリアングル タッチパネル
- 録音 内蔵ステレオマイク 外部ステレオマイク端子装備 録音レベル調整可能、ウィンドカット機能あり、アッテネーター機能あり
- 外部マイク入力端子 直径3.5mmステレオミニジャック
- 動画撮影可能時間 常温(23℃)約1時間40分 低温(0℃)約1時間20分
- 重さ 約580g(CIPAガイドラインによる)/約525g(本体のみ)
- バッテリーパック LP-E8
EOS Kiss X5からEOS Kiss X6iになったほどの進化は、スペック上見受けられないが、標準レンズキットに付属するレンズが「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」となり、ステッピングモーター駆動により、動画撮影時のサーボAFがよりスムーズになり、オートフォーカス駆動音も抑えられようになった。
様々な方のレビューでも、このキットレンズの性能は大幅に進化していると判断していいだろう。
標準レンズキットでの購入なら、充分選択肢に入る。
ただ一つ謎なのは、動画撮影やライブビュー時のオートフォーカス性能はX7iよりX7の方が、動画撮影のフォーカス方式がハイブリッド CMOS AF II 方式になり、X7iより進化して優れている。
X7iは前期モデルのX6iと同じハイブリッド CMOS AF方式だ。
X7iはX7より上位位置のはずなのに謎だ。
間違えてつけたのではないかと思ってしまう。
このことからも、キットレンズで購入しないのであれば、X7iの優位性はあまりないだろう。
EOS Kiss X8i
現在のボディ単体の中古相場(2018年9月24日時点)40,680円~49,800円 ※価格.com参照
現在のEF-S18-55 IS STMレンズキットの中古相場(2018年9月24日時点) 43,880円~49,880円 ※価格.com参照
現在のEF-S18-135 IS STMレンズキットの中古相場(2018年9月24日時点) 89,800円 ※価格.com参照
現在のダブルズームキットの中古相場(2018年9月24日時点) 54,800円~60,480円 ※価格.com参照
- 発売日 2015年4月17日
- 有効画素数 約2420万画素
- 記録媒体 SDメモリーカード、SDHC メモリーカード、SDXC メモリーカード* UHS-I 対応
- オートフォーカス測距点 19点(クロス測距点:最大19点)
- アスペクト比切り換え 3:2、4:3、16:9、1:1
- 動画記録形式 MP4
- 記録サイズとフレームレート Full HD(1920×1080): 30p/25p/24p HD(1280×720) : 60p/50p/30p/25p VGA(640×480) : 30p/25p
- ファイルサイズ 1920×1080(30p/25p/24p):216MB/分 1280×720(60p/50p) :187MB/分
640×480(30p/25p) :66MB/分 - 動画撮影フォーカス方式 ハイブリッド CMOS AF III 方式(顔+追尾優先AF、ライブ多点AF、ライブ1点AF)、手動ピント合わせ(約5倍/10倍拡大確認可能) ※ライブビュー撮影機能のフォーカスに準ずる
- 動画サーボAF 可
- ボディ内手ぶれ補正 無
- 動画ISO感度 自動露出撮影時:ISO100~6400自動設定 マニュアル露出時:ISO100~6400自動/任意設定、H(ISO12800相当)の感度拡張が可能
- 液晶モニター ワイド3.0型(3:2)/約104万ドット バリアングル タッチパネル
- 録音 内蔵ステレオマイク、外部ステレオマイク端子装備 録音レベル調整可能、ウィンドカット機能/アッテネーター機能搭載
- 外部マイク入力端子 Φ3.5mmステレオミニジャック
- 動画撮影可能時間 常温(23℃)約1時間20分/低温(0℃)約1時間
- 重さ 約555g(CIPAガイドラインによる)/約510g(本体のみ)
- バッテリーパック LP-E17
動画記録形式がMP4になり互換性的に扱いやすくなった。
現在、MP4は最もメジャーな記録形式といえるだろう。
また、前期以前のモデルよりファイルサイズも小さくなった。
動画撮影フォーカス方式も、ハイブリッド CMOS AF III 方式となり、正常進化した。
だが、新型のX9iはともかくX9との価格差を考えると、あえてこのモデルを選ぶ必要性は低いといえる。
EOS Kiss X9
現在のボディ単体の中古相場(2018年9月24日時点)48,800円 ※価格.com参照
現在のEF-S18-55 IS STMレンズキットの中古相場(2018年9月24日時点) 掲載なし ※価格.com参照
現在のダブルズームキットの中古相場(2018年9月24日時点) 掲載なし ※価格.com参照
- 発売日 2015年4月17日
- 有効画素数 約2420万画素
- 記録媒体 SDメモリーカード、SDHC メモリーカード、SDXC メモリーカード* UHS-I 対応
- オートフォーカス測距点 9点(中央: クロス測距、F2.8対応時に縦線検出)
- アスペクト比切り換え 3:2、4:3、16:9、1:1
- 動画記録形式 MP4 ※タイムラプス動画撮影時:MOV形式
- 記録サイズとフレームレート Full HD(1920×1080):60p/50p/30p/25p/24p
HD(1280×720):60p/50p/30p/25p VGA(640×480):30p/25p - ファイルサイズ 1920×1080(60p/50p):431MB/分 1920×1080(30p/25p/24p):216MB/分 1280×720(60p/50p) :184MB/分 640×480(30p/25p) :66MB/分
- 動画撮影フォーカス方式 デュアルピクセルCMOS AF方式(顔+追尾優先、スムーズゾーン、ライブ1点)、手動ピント合わせ(約5倍/10倍拡大確認可能)
- 動画サーボAF 可
- ボディ内手ぶれ補正 無
- 動画ISO感度 自動露出撮影時:ISO100~12800自動設定、応用撮影ゾーン時は上限H(ISO25600相当)までの感度拡張が可能 マニュアル露出撮影時:ISOオート(ISO100~12800自動設定)、ISO100~12800手動設定(1段ステップ)、H(ISO25600相当)の感度拡張が可能
- 液晶モニター ワイド3.0型(3:2)/約104万ドット バリアングル タッチパネル
- 録音 ステレオマイク内蔵、外部ステレオマイク端子装備 録音レベル調整可能、ウィンドカット機能/アッテネーター機能搭載
- 外部マイク入力端子 Φ3.5mmステレオミニジャック
- 動画撮影可能時間 常温(23℃)約2時間/低温(0℃)約1時間45分
- 重さ ブラック: 約453g(バッテリー、カードを含む)/約406g(本体のみ) ホワイト: 約456g(バッテリー、カードを含む)/約409g(本体のみ) シルバー:約454g(バッテリー、カードを含む)/約407g(本体のみ)
- バッテリーパック LP-E17
2018年にこれを買うとなると、新品もしくはそれと同等のものを買うということになる。
EOS Kiss X8iを買うくらいなら、価格とのバランスからいえば最新モデルのこちらがいいであろう。
そうなると、X9とX9iのどちらがいいだろうということになるのだが、動画性能と意味においてはほとんど差がないといっていい。
写真もあまり撮らず、予算に余裕がある方はX9iを選ぶと良いし、それ以外の方はコストパフォーマンスに優れたX9をオススメする。
EOS Kiss X9i
現在のボディ単体の中古相場(2018年9月24日時点)66,980円~78,800円 ※価格.com参照
現在のEF-S18-135 IS STMレンズキットの中古相場(2018年9月24日時点) 92,980円~94,980円 ※価格.com参照
現在のダブルズームキットの中古相場(2018年9月24日時点) 73,480円~79,800円 ※価格.com参照
- 発売日 2015年4月17日
- 有効画素数 約2420万画素
- 記録媒体 SDメモリーカード、SDHC メモリーカード、SDXC メモリーカード* UHS-I 対応
- オートフォーカス測距点 最大45点(クロス測距点:最大45点)
- アスペクト比切り換え 3:2、4:3、16:9、1:1
- 動画記録形式 MP4 ※タイムラプス動画撮影時:MOV形式
- 記録サイズとフレームレート Full HD(1920×1080): 60p/50p/30p/25p/24p
HD(1280×720): 60p/50p/30p/25p VGA(640×480): 30p/25p - ファイルサイズ 1920×1080(60p/50p):431MB/分 1920×1080(30p/25p/24p):216MB/分 1280×720(60p/50p) :184MB/分 640×480(30p/25p) :66MB/分
- 動画撮影フォーカス方式 デュアルピクセル CMOS AF方式(顔+追尾優先、スムーズゾーン、ライブ1点)、手動ピント合わせ(約5倍/10倍拡大確認可能)
- 動画サーボAF 可
- ボディ内手ぶれ補正 5軸手ブレ補正「動画電子IS」
- 動画ISO感度 自動露出撮影時:ISO100~12800自動設定、応用撮影ゾーン時は上限H(ISO25600相当)までの感度拡張が可能 マニュアル露出撮影時:ISOオート(ISO100~12800自動設定)、ISO100~12800手動設定(1段ステップ)、H(ISO25600相当)の感度拡張が可能
- 液晶モニター ワイド3.0型(3:2)/約104万ドット バリアングル タッチパネル
- 録音 ステレオマイク内蔵、外部ステレオマイク端子装備 録音レベル調整可能、ウィンドカット機能/アッテネーター機能搭載
- 外部マイク入力端子 Φ3.5mmステレオミニジャック
- 動画撮影可能時間 常温(23℃)約1時間55分/低温(0℃)約1時間50分
- 重さ 約532g(CIPAガイドラインによる)/約485g(本体のみ)
- バッテリーパック LP-E17
X9とX9iの二択でオススメするのはX9の方だ。
最大45点のオートフォーカスが欲しい方はこちらを選んでもいいが、ファインダーをほとんど覗かずに、ライブビューで顔追尾オートフォーカスしか使わない撮影環境ならX9で充分だ。
まとめ
というわけで、最もコストパフォーマンスが良いのはEOS Kiss X6iだ。
単なるひとりごとでした。